高校受験 国語の勉強集中治療室2012年03月

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

2012年02月 | 2012年03月の記事一覧 | 2012年04月
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
助詞は、現代の国文法でも古典文法でも、やり過ぎるとドツボにハマる分野です。細かく、膨大な上に、あまり点数が稼げない分野です。

ただし、読解のために必要な助詞というのがあります(「は」や「も」など)。それについては、読解問題を解く中で学習していけばいいと思います。

文法分野での話をすると、

助詞の種類の見分け方

が大切になってきます。
具体的な見分け方については、2)上級基礎編にゆずるとして、1)基礎編では「名前」を覚えてもらいたいと思います。

助詞には四つの種類があります。まずは、その名前を覚えて下さい。


1)格助詞
2)接続助詞
3)副助詞
4)終助詞



1)格助詞

例)ボク、国語担当教師です。

赤字の部分が格助詞です。まずは「名詞をつなぐ役割」程度に思っておいてください。くわしくは、2)上級基礎編で説明します。


2)接続助詞

例)朝起き、二度寝した。

「しかし」「だから」「そして」などの「接続詞」というのを学習したと思います。接続詞は、それだけで意味が通じる「自立語」です。接続助詞は、その「付属語(それだけで意味が通じないことば)」版と思って下さい。格助詞が「名詞をつなぐ役割」であるのに対して、接続助詞は「文をつなぐ役割」と思っておいて下さい。


3)副助詞

例)ボク、国語の担当教師です。
  君こそ、生徒会長にふさわしい。

「副校長」や「副担任」など、「副」という字には「二番目の」というような意味があると思っている人が多いと思います。実は、そうではなく、訓読みすると「副う(そう)」となり、「ぴったりとくっつく」だとか「付け加わる」という意味です。格助詞や接続助詞に、「意味が付け加わった」のが副助詞です。

特に「は」は、格助詞と間違いやすいので注意をしてください。


4)終助詞

例)宿題をやってきました
  ボクが、国語の担当教師です

終助詞は、その名の通り「文の一番最後につく」助詞です。これは見た目ですぐにわかるかと思います。


【 今日のポイント 】

1)格助詞 名詞をつなぐ 
2)接続助詞 文をつなぐ
3)副助詞 意味をつけ加える
4)終助詞 文の最後

スポンサーサイト
2012.03.31 14:57 | [国文法]助詞 | トラックバック(-) | コメント(0) |
その昔、ファイナルファンタジーというロールプレイングゲームがありました。剣と魔法の世界という典型的なファンタジー世界。「西洋」「中世」への憧れから、少年時代のボクらは夢中になって遊んだものでした。

その中で、攻撃魔法を覚える黒魔道士、回復魔法を覚える白魔道士というキャラクターがいました。黒魔道士は回復魔法を覚えられないし、白魔道士は攻撃魔法を覚えられません。けれど、そのどちらもを覚える、赤魔道士や賢者というキャラクターが出てきました。

助動詞の世界にも、赤魔道士や賢者のようなはたらきを持つ言葉があります。
それが、助動詞「まい」です。

助動詞「まい」は、「ない」+「う」「よう」

です。それぞれの意味を覚えているでしょうか?

「ない」打ち消し
「う」「よう」→主語が自分なら、意志。主語が第三者なら、推量

でしたね。覚えていない、まだ学習していない人は「ない」「う」「よう」の基礎編だけで結構ですので、学習しておいて下さい。

では、次の例文を見て下さい。


1)もう二度と同じ失敗はするまい
2)彼にはこの問題は解けまい


1)もう二度と同じ失敗はするまい

はっきりとは書かれていませんが、主語を考えて下さい。
「失敗はするまい」と思っているのは誰でしょうか?

そうですね、

「自分」

ですね。
それが判断できれば、もう大丈夫です。

助動詞「まい」は、「ない」+「う」「よう」

ということを先ほど書きました。
今回は、主語が「自分」なので、意味は

「ない」(打ち消し)+「う」「よう」(意志)=打ち消し意志

となります。


2)彼にはこの問題は解けまい

1)と同じく主語を考えて下さい。
主語は、「彼」ですね。
ということで、主語が自分ではない第三者ですので、先ほどと同じように考えましょう。そうすると、意味は、

「ない」(打ち消し)+「う」「よう」(推量)=打ち消し推量

となります。

【 今日のポイント 】

「まい」の意味
1)主語が「自分」→打ち消し意志
2)主語が第三者 →打ち消し推量

2012.03.30 15:46 | [国文法 助動詞]「まい」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助動詞「う」「よう」には二つの意味があります。
まずは、次の例文を読んでみて下さい。


1)今日は頑張ってもう少し勉強しよう。(意志
2)多分、雨が降るだろ。(推量


1)今日は頑張ってもう少し勉強しよう。(意志

まずは「意志」です。名前をまずは覚えて下さい。自分が目的をもってすることを「意志」といいます。そして、「意志」はどういう時に使うのかというと、

主語が「わたし」「ボク」など「自分」の時

と理解しておいてください。例文では、主語の「わたしは」が省略されている形です。


2)多分、雨が降るだろ。(推量

次に「推量」です。これも漢字をみてみましょう。訓読みすると、

推し量る(おしはかる)

「推理」の「推」ですね。

「こうじゃないかな」

って勝手に(?)考えること。それを「推量」と言います。勝手に考えるんだから、どういう時に使うのかというと、

主語が「第三者」の時。

「第三者」ってわかりますか?
自分でも、相手でもなく、ここにいない人のことです。英語で、三単元のSって習いますよね。あれと同じです。たとえば、彼や彼女などです。

例文では、主語は「雨が」。「雨」は自分でも相手でもないですね。ですから「推量」と考えます。

【 今日のポイント 】

助動詞「う」「よう」の意味
1)意志ー主語は自分
2)推量ー主語は第三者

2012.03.29 17:28 | [国文法 助動詞]「う」「よう」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助動詞の「せる」「させる」はどのように使い分けるのでしょうか。
ついでに、「れる」「られる」は?
そういった問題が入試で出ることはないです。だから、安心して下さい。
以上。



…というのは冗談です。入試で問われることはないものの、中間テストや期末テストで問われることがあるので、念のため説明しておきます。

まず覚えてもらいたいのは、

「せる」「させる」
「れる」「られる」
は全て、未然形につく


ということです。
その他に未然形につく助動詞を知っているでしょうか?
有名なものは、打ち消しの助動詞「ない」ですね。それがキーポイントです。それを覚えておいて次の問題を解いてみて下さい。


問 次の文の助動詞に傍線を引きなさい。

1)雨に降られる。
2)先生が生徒を怒られる。
3)弟に服を着させる。
4)犯人を捜させる。

2012.03.28 17:59 | [国文法 助動詞]「せる」「させる」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助動詞「せる」「させる」の意味は、一つです。
次の例文を読んでみて下さい。


1)弟に弁当を持ってこさせる
2)子どもに弁当を持って行かせる


この例文のように、
「誰かに何かをさせる」という意味を、

「使役」(しえき)

と言います。普段使うことばではないので、なじみがないかもしれませんが、まずはこの名前を覚えましょう。

どういう時に「せる」がついて、
どういう時に「させる」がつくのか?

そういったことは上級基礎編で説明します。
では、今回のまとめです。


【 今日のポイント 】

「せる」「させる」の意味は「使役(しえき)」
2012.03.27 16:12 | [国文法 助動詞]「せる」「させる」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
今回は、

「ない」の見分け方

について説明します。
助動詞「ない」の意味は「打ち消し」ということは1)基礎編で説明しました。しかし、入試や中間、期末テストで大切になってくるのは、「打ち消し」という意味そのものではありません。

「ない」の見分け方

です。「ない」には、打ち消しの助動詞の他にさまざまなものがあります。そこが問題として良く聞かれます。では、次の例文を見て下さい。


1)何と言われようとも唄わない
2)家にはパソコンがない
3)うちの犬はあまりかしこくない
4)この橋を渡るのはあぶない


どれも「ない」ですが、それぞれ異なります。それを説明する問題が聞かれます。

【「ない」の見分け方】

必ず、以下の順番で見分けていって下さい。

1)「ない」→「ぬ」に置き換える。
  意味が通じれば、「打ち消しの助動詞」

上の例文で、「ない」を「ぬ」に置き換えた時に意味が通じるのはどれでしょうか。

そうですね。
1)何と言われようとも唄わ
ですね。他は、
2)家にはパソコンが
などとなり、意味が通じません。


2)「ある」「ない」の意味での「ない」は形容詞。

残る2)〜4)のうちで考えると、2)がそうですね。
これは形容詞の「ない」です。


3)すぐ上に「は」を入れてみる。
  意味が通じれば、「補助形容詞」の「ない」

例文を見てみると、

3)うちの犬はあまりかしこく「は」ない。→○
4)この橋を渡るのはあぶ「は」ない。→×


したがって、3)は補助形容詞の「ない」です。


4)1)〜3)以外は、形容詞の一部

4)この橋を渡るのはあぶない

は、「ない」だけではなく、「あぶない」で一つの言葉です。
たまたま、偶然、ことばの後ろに「ない」がついただけの言葉です。
そういったことばはたとえば、

せつない、あぶない、すくない、おさない

といったものがあります。

こうした「見分け方」が入試や中間、期末テスト、模擬テストでも良く聞かれるのできちんと答えられるようにしておきましょう。


【 今日のポイント 】

<「ない」の見分け方>

1)「ない」→「ぬ」で意味が通じれば、打ち消しの助動詞 
2)「ある」「ない」の「ない」なら、形容詞
3)すぐ上に「は」で意味が通じれば、補助形容詞
4)1)〜3)以外なら、形容詞の一部
2012.03.26 17:45 | [国文法 助動詞]「ない」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助動詞「ない」の意味はひとつです。
次の例文を読んでください。

1)今日、学校には行かない

この「ない」の意味は、

「打ち消し」

と言います。英語で学習する"don't"と同じと思ってもらえば大丈夫です。意味に関しては、それだけです。

ただし、

助動詞「ない」の意味が、入試やテストで聞かれることは少ないです。何がよく聞かれるかというと、「ない」の見分け方です。それについては、2)上級基礎編でお伝えします。まずは、

「ない」の意味は「打ち消し」

これを覚えて下さい。

【 今日のポイント 】

「ない」の意味は「打ち消し」
2012.03.25 18:22 | [国文法 助動詞]「ない」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助動詞「そうだ」の上級基礎編です。
「そうだ」の意味は二つありましたが、覚えているでしょうか?


そうですね。

1)「聞いた感じ」の「伝聞」
2)「見た感じ」の「様態」

でしたね。

基本的には、この見分け方で問題ないです。
今回はもうちょっと進めて、「形」から見分ける方法をお伝えします。次の例文をみてください。

1)今日は雨が降るそうだ。→聞いた感じ→「伝聞」
2)今日は雨が降りそうだ。→見た感じ→「様態」
3)彼は元気だそうだ。→聞いた感じ→「伝聞」
4)彼は元気そうだ。→見た感じ→「様態」
5)あのアトラクションは楽しいそうだ。→聞いた感じ→「伝聞」
6)あのアトラクションは楽しそうだ。→見た感じ→「様態」

「そうだ」の上に注目してください。赤字の部分です。ここに注目すると、次のようなことが言えます。

伝聞→上の動詞・形容詞・形容動詞は終止形
様態→上の動詞は連用形。上の形容詞、形容動詞は語幹

厳密にいうと、こういう形になります。ただ、助動詞の上にある用言が何形か?という問題が出ることはあまりありません。特に気にしなくてもいいです。これを試験の現場までずっと覚えておくのは厳しいと思います。

もっと簡単にいえば、

「そうだ」の上が、
「言い切り」なら「伝聞」
「言い切らない」なら「様態」


として、知っておいてください。基本の、

「聞いた感じ」か「見た感じ」か

で考えれば問題ないです。その判断がむずかしい場合、どちらとも言えそうな場合は形から考えてみて下さい。では、本日のまとめです。


【 今日のポイント 】

「そうだ」の上が、
「言い切り」なら「伝聞」
「言い切らない」なら「様態」

2012.03.24 18:17 | [国文法 助動詞]「そうだ」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助動詞「そうだ」も入試や模擬試験で見ることが多いです。が、それほどむずかしいものではないので、きちんと覚えれば問題ないです。

助動詞「そうだ」には二つの意味があります。まずは、次の例文を読んでみてください。


1)今日は雨が降るそうだ
2)今日は雨が降りそうだ


二つの違いがわかりますか?
1)はどんな感じがしますか?

そうですね。
誰かから「聞いた」感じ。

2)はどんな感じがしますか?

ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
これは、「見た」感じ。

これらを文法用語ではどのように言うのかを知っておきましょう。

1)の「聞いた感じ」は、「伝聞(でんぶん)」と言います。誰かから「伝え」「聞く」から「伝聞」です。

2)の「見た感じ」は、「様態(ようたい)」と言います。「様子」や「状態」をあらわすから「様態」です。様態は普段あまり使わない言葉なのでしっかりと覚えておきましょう。

※入試や模擬試験では、文法用語を直接聞くような問題は少ないです。

しかし、中間、期末などの定期試験で聞かれることが多いので、しっかりと覚えておきましょう。

また、入試問題や模擬試験の問題を塾の先生やボクが「解説」する時にどうしても文法用語は必要となってきます。「なぜそうなのか」を納得するために、「解説」を理解して今後間違えないようにするために、文法用語を覚えるというのは大切なことです。

【 今日のポイント 】

「そうだ」の意味

1)「聞いた感じ」は「伝聞」
2)「見た感じ」は「様態」

2012.03.24 10:45 | [国文法 助動詞]「そうだ」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
平家物語は、教科書に載っている文章が豊富なため、このブログで取り上げるとたいへんな長さでした。で、今回は、まとめのまとめ。

このページから各文章へと飛んでいただければと思います。

まずは、どの教科書にも載っている、有名な序文

平家物語ー序文ーを全訳してみる<まとめ編>


つづきまして、熊谷次郎直実と平敦盛の戦いを描いた文章。

なんども指摘していますが、戦闘中心の文章であるため、人間関係がわかりづらくなります。国語が得意なはずの女の子たちがよく間違えたり、理解に時間のかかる文章です。男子諸君は、差をつけるいい機会となろうかと思いますので、しっかりと学習しましょう。女の子はじっくりと理解して、なんどもなんども解いて定着させましょう。

平家物語ー敦盛の最後ーを全訳してみる<まとめ編>


最後に、那須与一の活躍を描いた文章。

敦盛の最後に比べると、人間関係がむずかしいというわけではありません。擬音に注意したり、対句(ついく)表現に注意をすれば問題はなかろうかと思います。

平家物語ー扇の的ーを全訳してみる<まとめ編>


平家物語をマンガでラクラク学びたければ⇒こちら

↓↓↓ クリックして応援お願いします!
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
2012.03.24 09:04 | [中学古典を全訳してみる]平家物語 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助動詞で大切なことは、二つです。

1)意味
2)識別

この二つをしっかりと押さえておくことで、かなりの問題を解くことができます。助動詞については、1)基礎編で「意味」を、2)上級基礎編で「識別」を解説していきます。まずは、入試でも定期試験でももっとも出やすい

「れる」「られる」

から扱います。「れる」「られる」の意味は四つあります。次の例文をみてください。


1)母にしかられる
2)校長先生が話される
3)朝早くても起きられる
4)昔の日のことが思い出される


1)母にしかられる

「〜に〜れる」という形です。これは、

受け身

と言います。誰かからある行為を受けるから「受け身」です。英語で学習する受動態と同じですね。「〜に〜れる」という形が一般的ですが、「〜に」という部分がない場合もあるので、注意してください。


2)校長先生が話される

この形は、

尊敬

と言います。これを見抜くには、

主語に注目

してください。
主語がえらい人、目上の人であれば、尊敬と考えてください。
(本当にえらいかどうかは別問題!)

ここでは、主語はなんでしょうか?
「誰が」「話される」?

そうですね。
「校長先生が」
です。「校長先生」はえらい人、目上の人ですから、尊敬となります。


3)朝早くても起きられる

この形は、

可能

と言います。
「〜することができる」
と言い換えられる(あ、この「られる」も「可能」です)ものを可能と呼びます。もう少し詳しく言うと、可能とは、

「能力がある」

くらいに覚えておいてください。例文では、

朝早くても起きることができる。
朝早くても起きる能力がある。

と言い換えることができます。


4)昔の日のことが思い出される

入試でも定期試験でも最も気をつけないといけないのが、この意味です。これは、

自発

と言います。受け身、尊敬、可能と比べて馴染みがない項目です。馴染みがないということは、

出やすい
問われやすい

ということです。まずは、「自発」という名前を覚えてください。
「自発」というのは、

自分から発する

という意味です。
(「自家発電」っていいますね。あれをイメージしてください)

「自然と〜する」
「勝手に〜する」


と言い換えることができます。これは、3)の可能と間違えることが多いので気をつけてください。では、どうやって区別すればいいのでしょうか。

安心してください。

「自発」の「れる」「られる」につく動詞は数が限られています。それは、

心情や知覚を表す動詞

です。たとえば、

思う・思い出す・考える・感じる・案じる・しのぶ

といった動詞です。この辺りは実際に問題演習をやってみないとピンとこないかもしれません。


【 今日のポイント 】

助動詞「れる」「られる」の意味は、

1)うーけみ(受け身)
2)そーんけい(尊敬)
3)かーのう(可能)
4)じーはつ(自発)


の四つです。頭文字をとって、

う・そ!?・か・じ「られる」?

とでも覚えてください。
2012.03.23 23:51 | [国文法 助動詞]「れる」「られる」 | トラックバック(-) | コメント(0) |
前回、

国語の成績が悪い人は、

1)漢字 2)文法 3)古文

を集中的に学習しよう。

ということを書きました。
漢字はテストの範囲をひたすら何度も書いて学習すればいいですが、他の二つ(国文法と古文)は、勉強するのに「コツ」が必要です。古文については、別のコーナーをつくるとして、まずは「国文法」について書いていきたいと思います。

「国文法がわからん」
「文法は、何を、どう勉強したら良いのかわからない」
「国語のテストでなんとかして点数をもぎ取りたい」

という人のためのコーナーです。
(「文法をカンペキにしたい」という人のためのコーナーではありません。あしからず…。)
ボクが普段、塾で授業をしているのとほぼ同じ内容で書いていくつもりです。どうしてもむずかしい、わからない、おぼえられないというようなところも出てくるかもしれませんが、なんとかくらいついてみてください。

このコーナーは、三部構成を考えています。

1)基礎編→何をおいても「これだけは覚えておいてほしい」という一番大切なところ
2)上級基礎編→基礎編よりも少しむずかしい、けれどやはり必要なところ
3)応用・演習編→実際の入試問題や定期試験に出てくるような問題を実際に解いていきます

1)基礎編や2)上級基礎編は、記事を読んで、覚えるべきところを覚えてください。例文や記事の最後にある「ポイント」をノートに書き写してみるというのも「覚える」ための一つの方法です。

3)応用・演習編は頭のなかだけではなく、実際にノートに答えを書いてみて下さい。その後に、解答・解説を見て答え合わせをしてください。間違った問題は「なぜまちがったのか」をはっきりとさせて、もう一度問題を解いてみましょう。全問正解が当面の目標です。
かつて受け持った生徒で、本当に成績の悪い中学生がいました。五教科の成績が合計100点いくかいかないか。一教科20点取れれば御の字という程度の成績です。塾の会議では、

とにかく一点でもいいから自己ベストを更新させること

が目標ということになっていました。
受け持った当初は、試験範囲をまんべんなく教えていました。

結果は、誤差の範囲。

塾の授業中に覚えて、宿題でもきちんと覚えてきた、
その証拠に小テストは満点を取れる。
読解問題の理由を聞いても答えることができる。

そんな生徒だったのにも関わらず、です。

「ここからここまで」と範囲を決めて覚えることは可能なものの、
「読解問題の、この一問」と決めて解くことは可能なものの、
一度に大量の範囲から、総合的な問題を出題されると、
一気に解答できなくなってしまう。

そんな彼の性質が原因でした。
そこで方針を変更しました。

計算のできる、つまり、確実に点数の取れる範囲をしぼって学習させる。
それ以外の範囲は「捨てる」。

当たり前といえば当たり前なんですが、教える側からすると「捨てる」というのは本当に勇気のいることで…。そして何よりも範囲をしぼるということは、同じ問題を解くことの繰り返しにもなるということで…。

その結果、

40点台を安定して取ることができ、50点以上にも手が届くようになりました。
「国語やったらできる」とかなり自信をもってくれたようで。
(おいおい、それにはカラクリが…)

では、確実に点数の取れる範囲とは何でしょうか。
大きくわけて三つあります。

1)漢字
2)文法
3)古文

他にもないではないのですが、まぁ、この三つは確実です。
その上で、三つそれぞれに「やりかた」があります。
「やりすぎないといけない分野」と「やりすぎてはいけない分野」が存在するので、その辺りを見極めて学習することが大切になってきます。それはまた、ページを改めて書いていきたいと思います。

【 今日のポイント 】

国語の成績が悪い人は、
1)漢字 2)文法 3)古文
を集中的に学習しよう、
2012.03.23 12:55 | [雑感]勉強法 | トラックバック(-) | コメント(0) |
先日、塾で同窓会を行ないました。すでに高校生となった生徒たちを集めて、うだうだとしゃべるという程度のものです。

そのときに、ボクに一番質問があったのが、

古文がわからない

ということ。その原因は明らかなんですが、その原因が生まれる背景について書いてみたいと思います。高校受験用の古文と高校での古文は圧倒的に異なります。


■高校受験用の古文
→かなり多くの現代語訳が与えられている。
 語学としての側面よりも、「いかに古文に慣れ親しんでいるか」が問われる。
 問題に答えるためには、前後を類推する力が必要。

■高校での古文
→現代語訳が与えられることは、ない。
 語学としての側面が問われる。
 単語・文法・古文常識といった様々な知識がまずは必要。


たとえば、大阪府公立高校前期試験で次のような問題がありました。

↓↓↓

よもすがら(一晩中)雨ぞいみじく降る。

問 「いみじく」を現代のことばで書きなさい。
(平成十七年度 大阪府前期試験)

↑↑↑

「いみじ」の意味を知っていれば解ける問題です。けれど、知っていなくても、「よもすがら」に現代語訳が与えられているため、類推することはできます。

一晩中、雨が(    )降る。

となったら、(    )に入るのは何でしょうか。

たいへん、はげしく、多く

というような言葉が考えられるのではないでしょうか。
こうした問題を解いてきた生徒としては、高校で学習する古文に面食らうでしょう。

動詞の活用の種類は九種類もあるし、それぞれの活用表を覚えないといけない。
古文単語もやまほど覚えないといけない。
助動詞の活用表なんて見るだけで…
さらに意味だけではなく、接続も覚えないといけない…。

そうした中で、出てくるのが、

古文がわからない…。

という思いです。先に出てきた生徒にボクが言ったのは、

単純に、覚えるべきことを覚えてないだけや。
中学の時は塾で宿題やら授業中やらで覚えることが出来たけれども、高校に入ったら、覚える努力は自分でやらんとあかん。まずはきちんとルールを自力で覚えること。活用表なりなんなりを何回も音読してみればいい。

ということでした。
結局、「覚える」ということからは避けて通ることができないのです。


【今日のポイント】

覚えることから逃げてはいけない。
2012.03.22 12:44 | [雑感]日常 | トラックバック(-) | コメント(0) |
松尾芭蕉が旅に出ることを決心する序文。

おくのほそ道ー序文ーを全訳してみる<テスト編>
おくのほそ道ー序文ーを全訳してみる<解説編>その1
おくのほそ道ー序文ーを全訳してみる<解説編>その2
おくのほそ道ー序文ーを全訳してみる<解説編>その3

奥州(おうしゅう)平泉を訪れた時の文章。
教科書や教科書の準拠問題集では二つに分けられていることが多いので、それにならって二つに分けています。

おくのほそ道ー平泉その1ーを全訳してみる<テスト編>
おくのほそ道ー平泉その1ーを全訳してみる<解説編>その1
おくのほそ道ー平泉その1ーを全訳してみる<解説編>その2
おくのほそ道ー平泉その1ーを全訳してみる<解説編>その3
おくのほそ道ー平泉その1ーを全訳してみる<解説編>その4

おくのほそ道ー平泉その2ーを全訳してみる<テスト編>
おくのほそ道ー平泉その2ーを全訳してみる<解説編>その1
おくのほそ道ー平泉その2ーを全訳してみる<解説編>その2
おくのほそ道ー平泉その2ーを全訳してみる<解説編>その3

おくのほそ道をマンガでラクラク学びたければ⇒こちら

↓↓↓ この記事が役立ったという方は、クリックして応援お願いします!
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
2012.03.22 11:08 | [中学古典を全訳してみる]おくのほそ道 | トラックバック(-) | コメント(0) |
国語なんて勉強しても成績は上がらない。

そんな声を良く聞きます。それに対しての反論が、

国語には勉強法がある。「論理」をきっちりと追うことで問題は解ける。

というものも良く聴きます。ある部分ではあっているものの、ある部分では間違っているとボクは思います。というのは、定期試験用の勉強と入試用の勉強に大きな違いがあるからです。大ざっぱに言うと二つには以下の違いがあります。

1)定期試験用の勉強
→授業の理解度が問われる。
 したがって、問題文は授業で学習した文章。

2)入試用の勉強
→基礎的な知識の使い方(運用)が問われる。
 したがって、問題文は授業で見たことのない文章。

定期試験用に勉強した内容が入試で問われることも当然あります。しかし、他の科目に比べるとその割合が低いのは確かです。それを意識出来るかどうかというのは大切なことです。「論理」が重要視されるのは、特に2)の入試用の勉強です。

では、定期テストではどのように勉強をすればいいのでしょうか。
誤解をおそれずに、あえて言えば、

定期試験の国語は「暗記」

です。出るところをきちんと押さえて覚える、それが王道だとボクは思います。なぜなら、定期試験では授業の理解度が問われるからです。

きちんと授業を聴いて、ノートを取る。板書だけではなく、先生が「重要だ」と言ったところもメモしておく。読解用のプリントが配られたらきちんと自力で解く。新しく出た漢字はきちんと覚える。

…そんな当たり前のことをしておけば、定期テストではきちんとした点数が取れます。ただ、勉強に、特に国語の勉強には意欲がない人がほとんどです。なぜなら、「国語なんて勉強しても成績は上がらない」と思っているから。そうではないんです。もう一度書きます。

定期試験の国語は「暗記」

です。ボクは塾では生徒からノートやプリント類を集め、出る可能性の高いところを重点的に覚えさせています。漢字ももちろんです。古文については全訳をしっかりと覚えさせています。生徒には何度も何度も問題を解いてもらいます。きちんと覚えることを覚えてテストに臨みましょう。


【今日のポイント】

定期試験では、情報をきちんと集めて、しっかり「暗記」
2012.03.21 21:13 | [雑感]勉強法 | トラックバック(-) | コメント(0) |
その昔、旺文社大学受験ラジオ講座というものがありました。インターネットも予備校の映像授業もなかった当時、受験情報は予備校という閉じられた空間で「秘伝」という形でしか伝えられることはありませんでした。閉じられていたがゆえに、予備校という空間そのものに魔法のような魅力を感じた時代です。そんな全国の受験生に光を当てていた存在が、旺文社大学受験ラジオ講座でした。

メンバーは英語の伊藤和夫先生、宮崎尊先生、数学の寺田文行先生、長岡亮介先生、現代文の堀木博禮先生、出口汪先生など、そうそうたるメンバーでした。 一科目三十分弱で一日二講座。たったそれだけの時間でしたが、その凝縮された内容に耳をすませていました。

そんな中で忘れられない先生が、古文の林省之介先生。当時、関西大学の教授をしてらっしゃり、後に衆議院議員にもなられたはずです。その先生のテキストの構成は以下のような感じでした。

・古文本文
・四コマでの古文のあらすじ
・設問

授業は極めてオーソドックス。特別な解法なんていうものは一切使いません。口を酸っぱくして何度もおっしゃっていたのが、

「何度も何度も何度もね、声を出して読むんですよ。古文だっておんなじ日本語です。声を出して何度も読めばそのうちわかってきます。」

ということでした。専門性が要求されるような古文文法についての設問についても「何度も読んで意味を考えなさい」。潔癖症だった当時のボクとしては、「なんじゃそりゃ」と思いました。「きちんと文法的な説明をしてくれよ」と。けれど今思うと、その反応は恥ずかしい限りです。

30分弱という本当に限られた時間の中で、めったに出ない瑣末な文法的な説明をするのは効率的ではありません。むしろ林先生が伝えたかったのは、何度も音読をすること。語学にとって一番大切なのは音読をすることである、ということなんでしょう。

確かに、今となっては授業内容のほとんどは覚えていません。しかし、「何度も声を出して読むんですよ、そうするとわかってきます」という先生の言葉はいまだに心に残っています。そしてそれがいかに役にたつことなのかは、受験生時代から現在までしっかりと実感できています。

教える側にたった今、改めて思うのは林省之介先生の旺文社ラジオ講座でのあの姿勢です。

他の何を忘れても良い、たった一つ、このことだけを覚えておいて欲しい
そして、それを生徒に訴え続けること

この姿勢を貫くことがいかに難しいことか。少しでもその姿勢を続けられるように日々修正をしている毎日です。
2012.03.20 13:23 | [雑感]日常 | トラックバック(-) | コメント(0) |
助詞の学習については、まず四つの種類をきっちりと見分けることが大切です。
その上で「意味」や「見分けかた」をしっかりと押さえていきましょう。

助詞の種類 基礎編
助詞の種類 上級基礎編 <見分けかた>
助詞の種類 演習編

「の」の見分けかた

「と」の見分けかた

「が」の見分けかた その1
「が」の見分けかた その2

「に」の見分けかた
「に」 演習編

「ながら」の見分けかた

「ばかり」の見分けかた

「で」の見分けかた
「で」 演習編

「さえ」の見分けかた

「か」の見分けかた

助詞 入試問題演習
その1
 その2 その3


学年を問わず、日本語の組み立てを学習したければ⇒こちら

入試レベルの文法演習をしたければ⇒こちら

中間・期末テスト対策としての文法テキストは⇒こちら
2012.03.19 23:00 | [国文法]助詞 | トラックバック(-) | コメント(0) |
まずはあまりにも有名な冒頭シーンです。

竹取物語ー冒頭ーを全訳してみる<テスト編>
竹取物語ー冒頭ーを全訳してみる<解説編> その1
竹取物語ー冒頭ーを全訳してみる<解説編> その2
竹取物語ー冒頭ーを全訳してみる<解説編> その3


続きましては、かぐや姫に求婚するために、蓬莱の玉の枝をとってきた、くらもちの皇子がしたウソ話、「蓬莱の玉の枝」

竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その1ーを全訳してみる<テスト編>
竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その2ーを全訳してみる<テスト編>

竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その1ーを全訳してみる<解説編> その1
竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その1ーを全訳してみる<解説編> その2
竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その1ーを全訳してみる<解説編> その3
竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その1ーを全訳してみる<解説編> その4

竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その2ーを全訳してみる<解説編> その1
竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その2ーを全訳してみる<解説編> その2
竹取物語ー蓬莱の玉の枝 その2ーを全訳してみる<解説編> その3


次は、かぐや姫がとうとう月へ帰ってしまうシーン。その時に出てくる「天の羽衣」と「不死の薬」の話です。

竹取物語ー天の羽衣 その1ーを全訳してみる<テスト編>
竹取物語ー天の羽衣 その2ーを全訳してみる<テスト編>

竹取物語ー天の羽衣 その1ーを全訳してみる<解説編> その1
竹取物語ー天の羽衣 その1ーを全訳してみる<解説編> その2
竹取物語ー天の羽衣 その1ーを全訳してみる<解説編> その3
竹取物語ー天の羽衣 その1ーを全訳してみる<解説編> その4
竹取物語ー天の羽衣 その1ーを全訳してみる<解説編> その5

竹取物語ー天の羽衣 その2ーを全訳してみる<解説編> その1
竹取物語ー天の羽衣 その2ーを全訳してみる<解説編> その2
竹取物語ー天の羽衣 その2ーを全訳してみる<解説編> その3


とうとう月へ帰ってしまったかぐや姫。帝はかぐや姫から不死の薬をもらいますが、かぐや姫がいないこの世で不死であっても仕方ないと考えます。そして、彼が命じたのは…。

竹取物語ー不死の薬ーを全訳してみる<テスト編>

竹取物語ー不死の薬ーを全訳してみる<解説編> その1
竹取物語ー不死の薬ーを全訳してみる<解説編> その2
竹取物語ー不死の薬ーを全訳してみる<解説編> その3


中学校の教科書に載っている古典をマンガでラクラク学びたければ⇒こちら

高校受験レベルの古典をマンガでラクラク学びたければ⇒こちら
2012.03.05 08:08 | [中学古典を全訳してみる]竹取物語 | トラックバック(-) | コメント(0) |
はじめに

それぞれ目次ページへのリンクです。目次ページから、さらに個別ページへ行くことができます。
↓↓↓

竹取物語

枕草子

徒然草

平家物語

おくのほそ道

(番外編)和歌
2012.03.01 05:00 | [中学古典を全訳してみる]はじめに/まとめ | トラックバック(-) | コメント(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。