平家物語ー敦盛の最後ーを全訳してみる<テスト編>その3

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

さぁ、平家物語ー敦盛の最後ーはこれが最後です。
中学の国語教科書に載っているものは、那須与一のエピソード「扇の的」でしょうか。そちらもまたテスト編を作成します。必要に応じて使ってもらえればと思います。
では、テスト編の最後です。

55)熊谷あまりにいとほしくて、
56)いづくに刀を立つべしともおぼえず、
57)目もくれ心も消え果てて、
58)前後不覚におぼえけれども、
59)さてしもあるべきことならねば、
60)泣く泣く首をぞかいてんげる。
61)「あはれ、
62)弓矢取る身ほど口惜しかりけるものはなし。
63)武芸の家に生まれずは、
64)なにとてかかる憂きめをば見るべき。
65)情けなうも討ちたてまつるものかな。」
66)とかきくどき、
67)そでを顔に押し当てて
68)さめざめとぞ泣きゐたる。

(『平家物語』より)

↓↓↓ 続きを読む前に、クリックして応援お願いします!
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村

55)熊谷はあまりにかわいそうで、
56)どこに刀を刺したらよいかもわからず、
57)(涙で)目もくらみ気も動転して、
58)前後もわからないように思われたけれども、
59)そうばかりもしていられないので、
60)泣く泣く首を切ってしまった。
61)「ああ、
62)弓矢を取る身ほど悔やまれるものはない。
63)武芸の家に生まれなければ、
64)どうしてこのようなつらいめを見ることがあろうか。
65)非情にもお討ち申したものだ。」
66)と繰り返し嘆いて、
67)そでを顔に押し当てて
68)さめざめと泣き続けた。



まんがで平家物語ー敦盛の最後ーをラクラク学びたければ⇒こちら
2012.06.03 19:21 | [中学古典を全訳してみる]平家物語 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ[中学古典を全訳してみる]平家物語平家物語ー敦盛の最後ーを全訳してみる<テスト編>その3












管理者にだけ表示