平家物語ー扇の的ーを全訳してみる<テスト編>その3

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

あいかわらず長いですね。
平家物語ー扇の的ーの話もこれで最後です。このテスト編をなんとか乗り切りましょう。解説はボチボチ行っていきますので、乞うご期待。取り急ぎ全訳暗記に必要なものだけをアップしておきました。

42)あまりのおもしろさに、
43)感に堪へざるにやとおぼしくて、
44)舟のうちより、
45)年五十ばかりなる男の、
46)黒革をどしの鎧着て、
47)白柄の長刀持つたるが、
48)扇立てたりける所に立つて
49)舞ひしめたり。
50)伊勢三郎義盛、与一が後ろへ歩ませ寄って、
51)「御定ぞ、つかまつれ。」
52)と言ひければ、
53)今度は中差取つてうちくはせ、
54)よつぴいて、
55)しや頸の骨をひやうふつと射て、
56)舟底へさかさまに射倒す。
57)平家の方には音もせず、
58)源氏の方にはまたえびらをたたいてどよめきけり。
59)「あ、射たり。」
60)と言ふ人もあり、
61)また、「情けなし。」
62)と言ふ者もあり。

(『平家物語』より)

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42)あまりに見事で、
43)感に堪えなかったのだろうと思われて、
44)舟の中から
45)五十歳くらいである男で、
46)黒革おどしの鎧を着て、
47)白柄の長刀を持っている男が、
48)扇がたっていた所に立って、
49)舞を舞った。
50)伊勢三郎義盛が、与一の後ろへ馬で寄ってきて、
51)「ご命令だ、射よ。」
52)と言ったので、
53)与一は今度は中差を取ってしっかり弓につがえ、
54)十分に引き絞って、
55)男の頸の骨をひゅっと射て
56)舟底へ逆さまに射倒した。
57)平家の方は静まりかえって音もせず、
58)源氏の方はまたえびらをたたいてどよめいた。
59)「ああ、よく射た。」
60)と言う人もおり、
61)また、「心ないことだ。」
62)と言う人もいた。



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2012.06.04 22:25 | [中学古典を全訳してみる]平家物語 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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