竹取物語ー天の羽衣 その2ーを全訳してみる<解説編>その2

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

さて、前回、かぐや姫は、天の羽衣を天人に着させられて、人間の心を失ってしまいました。
その続きが今回です。まずは復習テストをしておきましょう。

1)「つる」の意味は?
2)エ段+「ば」の意味は?
3)「ば」の前後では、何が変わることが多い?
4)「たてまつる」の意味は?
5)「翁」の読みと意味は?
6)「いとほし」の読みと意味は?
7)「おぼす」の意味は?
8)「ぬ」の意味は?



続きまして本文です。

05)この衣着つる人は
06)物思ひなくなりにければ、
07)車に乗りて、
08)百人ばかり天人具して、昇りぬ。
09)そののち、翁(おきな)・嫗(おうな)、
10)血の涙を流して惑へど、
11)かひなし。

(『竹取物語』より)


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1)〜た
2)〜と/〜ところ/〜ので
3)主語
4)もうしあげる
5)読み おきな/意味 おじいさん
6)読み いとおし/意味 気の毒だ
7)お思いになる
8)〜た


それでは、本文にまいりましょう。

05)この衣着つる人は

■つる=〜た

訳)この天の羽衣を着人は、

06)物思ひなくなりにければ

■物思ひ=読み ものおもい/意味 地上の人間としての感情
■に=〜た(完了)
■けり=〜た(過去)
■エ段+「ば」=〜と/〜ところ/〜ので

訳)地上の人間としての感情がなくなってしまったので、

07)車に乗りて、

訳)天を飛ぶ車に乗って、

08)百人ばかり天人具して、昇り

■ばかり=ほど
■具す=読み ぐす/意味 引き連れる
■ぬ=〜た(完了)

訳)百人ほどの天人を引き連れて、(月の世界に)昇ってしまった

09)そののち、翁(おきな)・嫗(おうな)

■翁=読み おきな/意味 おじいさん
■嫗=読み おうな/意味 おばあさん
 ※「おきな じいさん (せ)おうな ばあさん(=大きな じいさん 背負うな ばあさん)」と覚えましょう。

訳)そののち、おじいさんおばあさんは、

10)血の涙を流して惑へど

■惑へど=読み まどえど/意味 悲しむけれども

訳)血の涙を流して悲しむけれども、

11)かひなし。


■かひなし=読み かいなし/意味 どうにもしかたがない

訳)どうにもしかたがない。


それでは、まとめテストをしておきましょう。

1)「つる」の意味は?
2)「物思ひ」の意味は?
3)「に」の意味は?
4)「けり」の意味は?
5)エ段+「ば」の意味は?
6)「ばかり」の意味は?
7)「具す」の読みと意味は?
8)「ぬ」の意味は?
9)「翁」の読みと意味は?
10)「嫗」の読みと意味は?
11)「惑へど」の読みと意味は?
12)「かひなし」の読みと意味は?



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2012.07.23 18:32 | [中学古典を全訳してみる]竹取物語 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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