平成23年度 大阪府後期試験 古文 解編 その2

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

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次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。

 頼政卿(よりまさきやう)は、(1)いみじかりし歌仙なり。心の底まで歌になりかへりて<歌そのものになりきって>、( 2 )これを忘れず心にかけつつ、鳥の一声鳴き、風のそそと吹く<ゆるやかに吹く>にも、まして花<桜>の散り、葉の落ち、月の出(い)で入り、雨、雪などの降るにつけても、立ち居起き臥(ふ)しに、風情(ふぜい)をめぐらさずといふ事なし。真(まこと)に秀歌の出で来る、(3)理(ことわり)とぞ覚え侍(はべ)りし

(注)頼政卿 = 源頼政。平安時代の武将・歌人。

1 (1)いみじかりし歌仙 の本文中での意味として次のうち最も適しているものを一つ選び、記号を書きなさい。
 ア 心が広い歌の名人
 イ もの静かな歌の名人
 ウ 風変わりな歌の名人
 エ すばらしい歌の名人

 次のうち、( 2 )に入れるのに最も適していることばはどれか。一つ選び、記号を書きなさい。
 ア 常に
 イ ともに
 ウ まれに
 エ 不意に

3 「日常のふるまいや生活」という内容を表すことばを本文中から七字で抜き出しなさい。

4 (3)理(ことわり)とぞ覚え侍(はべ)りし とは、「もっともなことだと思いました」という意味であるが、これは頼政について、どのようなことを「もっともなことだ」と述べているのか。現代のことばで十五字程度で書きなさい。



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それでは、今回は問2を解いてみましょう。

2 次のうち、( 2 )に入れるのに最も適していることばはどれか。一つ選び、記号を書きなさい。
 ア 常に
 イ ともに
 ウ まれに
 エ 不意に


今回は、文脈をしっかりと意識することと、ことばの使い方を確認することが大切です。続きまして、本文を確認してみましょう。

心の底まで歌になりかへりて<歌そのものになりきって>、( 2 )これを忘れず心にかけつつ、


頼政卿=すばらしい歌の名人

ということでしたね。その後に書かれた文が( 2 )を含んでいます。赤字になっている「これ」とはなんのことでしょうか?

→歌そのものになること

でしょうね。それを<どの程度>忘れず、心にかけていたのか? というのがこの問題の主旨です。

…と、考えると、

答 ア 常に

が答えですね。「常に」心にかけていたからこそ、すばらしい歌の名人であったわけですね。

ウ まれに→たまにしか心にかけないのであれば、すばらしい歌の名人というわけではないでしょう。

エ 不意に→不意打ちで心にかけるというのはおかしいでしょう。まさかこれを選んだ人はいないと思います。

イ ともに→これは迷うかもしれません。ただし、「ともに」ということばは「二つのものが一緒に」という意味ですよね。となると、何と何が、誰と誰が「一緒に」なんでしょうか? そう考えるとこの選択肢は選ぶことができません。


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2012.11.22 05:00 | [中学古文]高校入試問題演習 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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