平成20年度 大阪府前期試験 古文 解編 その3

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

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 吉野の奥に蜜蜂(みつばち)とふ<という>物をかひて、多くの蜜をとる事をす。(1)これを養(か)ひし人のかたりき。
 先(まづ)これをもとめむには、あるべく思ふ山の木かげをもとめありきて、(2)やうやう見出(みいで)てこれとらむと思ふ時、衣(ころも)をばぬぎて、頭(かしら)よりはじめて手足のうらまでも残るくまなく蜜をぬりたらはして<たっぷりと塗りつけて>行(いく)なり。さてその巣をとらむとするに、蜂どものおほく飛出(とびいで)て、(3)その人をさすとて身にひしとつけども、その蜜の香(か)をかぎしりて<かぎわけて>、おのれが友とし思ふにや<思うのだろうか>、(4)少しもささずといへり

1 (1)これ は何をさすか。本文中のことばを抜き出しなさい。

2 (2)やうやう を現代かなづかいになおして、すべてひらがなで書きなさい。

 (3)その人をさすとて身にひしとつけども の意味として最も適しているものを次から一つ選び、記号を書きなさい。

ア その人を刺さねばならないと思ってひそかに近づくが
イ その人を刺そうと思ってからだにびっしり取りつくが
ウ その人を刺したいと思ってからだを必死にぶつけるが
エ その人を刺すだろうと思ってひじで突いて知らせるが

4 (4)少しもささずといへり とあるが、少しもささずと言った人は、ささない理由をどのように推測しているか。その内容を現代のことばで、二十五字以内で書きなさい。




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今回は3を解いていきましょう。

3 (3)その人をさすとて身にひしとつけども の意味として最も適しているものを次から一つ選び、記号を書きなさい。

ア その人を刺さねばならないと思ってひそかに近づくが
イ その人を刺そうと思ってからだにびっしり取りつくが
ウ その人を刺したいと思ってからだを必死にぶつけるが
エ その人を刺すだろうと思ってひじで突いて知らせるが


選択肢で共通しているところは消しておきました。
今回は文脈をきっちりと押さえることで解くこととしましょう。

さてその巣をとらむとするに、蜂どものおほく飛出(とびいで)て、(3)その人をさすとて身にひしとつけども、その蜜の香(か)をかぎしりて<かぎわけて>、


 巣をとろうとする
⇒蜂が多く飛び出てくる

という流れを押さえておきましょう。
すると、

ア その人を刺さねばならないと思って×ひそかに近づく


多く飛び出ているにもかかわらず、「ひそかに」はおかしいですね。

ウ その人を刺したいと思って×からだを必死にぶつけるが


本文は「身に」とあります。
(ただし「身を」という選択肢であれば問題ないですが)

エ その人を×刺すだろうと思って×ひじで突いて知らせるが


「刺すだろう」と他人事にしているのはおかしいですね。
「て」でつながっているのですから、前後で主語は変わりません。
蜂が自分の行動に対して「刺すだろう」と思うのは不自然。
第三者のように突き放しているわけですから。
また、「ひじで突いて」っていうのもおかしいです。
なぜなら、蜂の行動だから。擬人法? そんなわけない。


答)イ(その人を刺そうと思ってからだにびっしり取りつくが)


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2013.01.12 05:00 | [中学古文]高校入試問題演習 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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