平成20年度 大阪府前期試験 古文 解編 その4

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

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 吉野の奥に蜜蜂(みつばち)とふ<という>物をかひて、多くの蜜をとる事をす。(1)これを養(か)ひし人のかたりき。
 先(まづ)これをもとめむには、あるべく思ふ山の木かげをもとめありきて、(2)やうやう見出(みいで)てこれとらむと思ふ時、衣(ころも)をばぬぎて、頭(かしら)よりはじめて手足のうらまでも残るくまなく蜜をぬりたらはして<たっぷりと塗りつけて>行(いく)なり。さてその巣をとらむとするに、蜂どものおほく飛出(とびいで)て、(3)その人をさすとて身にひしとつけども、その蜜の香(か)をかぎしりて<かぎわけて>、おのれが友とし思ふにや<思うのだろうか>、(4)少しもささずといへり

1 (1)これ は何をさすか。本文中のことばを抜き出しなさい。

2 (2)やうやう を現代かなづかいになおして、すべてひらがなで書きなさい。

3 (3)その人をさすとて身にひしとつけども の意味として最も適しているものを次から一つ選び、記号を書きなさい。

ア その人を刺さねばならないと思ってひそかに近づくが
イ その人を刺そうと思ってからだにびっしり取りつくが
ウ その人を刺したいと思ってからだを必死にぶつけるが
エ その人を刺すだろうと思ってひじで突いて知らせるが

 (4)少しもささずといへり とあるが、少しもささずと言った人は、ささない理由をどのように推測しているか。その内容を現代のことばで、二十五字以内で書きなさい。




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今回は4を解いていきましょう。

4 (4)少しもささずといへり とあるが、少しもささずと言った人は、ささない理由どのように推測しているか。その内容を現代のことばで、二十五字以内で書きなさい。


まずは、「型」を考えましょう。
青字の部分です。「理由」をきかれているわけですから、

〜〜〜から。


で答えれば良い訳です。
では、内容について考えましょう。これは、赤字の部分が大切ですね。そのうえで本文を確認しましょう。

その蜜の香(か)をかぎしりて<かぎわけて>、おのれが友とし思ふにや<思うのだろうか>、(4)少しもささずといへり。


赤字の「だろうか」という部分が「推測」していることをあらわしています。
これに気がつけば、あとは現代語訳をすれば良い訳です。


蜜の香(か)を = 蜜の香りを
かぎしりて<かぎわけて>、
おのれが = 自分の
友とし = 友と
思ふにや<思うのだろうか>

答)蜜の香りをかぎわけて、自分の友と思うから。(二十一字)


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2013.01.13 05:00 | [中学古文]高校入試問題演習 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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