平成21年度 大阪府前期試験 古文 読編 その1

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

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今回は、1)〜10)までを読みましょう。

01)一年(ひととせ)<あるとし>夏の頃(ころ)、
02)江戸より来(きた)りたる行脚(あんぎゃ)の俳人を
03)停(とどめ)おきしに<泊めたときに>、
04)いふやう<いうことには>、
05)此(この)国の所々にいたり見るに
06)富家(ふか)の庭には手をつくしたるもあれど、
07)垣はいづれも粗略にて
08)かりそめに作りたるやうなり
09)いかなるゆゑといふ。
10)答(こたへ)ていふ、
11)いぶかり給(たま)ふ<疑問に思われる>も
12)ことはりなり、
13)かりそめに作りおくは
14)雪のゆゑなり。
15)いかんとなれば<なぜかというと>、
16)いかほどつよく作るとも
17)一丈のうへこす雪に
18)おし崩(くづさ)るるゆゑ、
19)かろくつくりおきて
20)雪のはじめには
21)此垣をとりのくるなり<取り除くのだ>と
22)語りし事ありき。

(注)
行脚 = 徒歩で諸国を旅すること。
此国 = ここでは越後(えちご)の国(現在の新潟県)のこと。
一丈 = 約三メートル。


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01)あるとし夏の頃、


02)江戸からやって来行脚(あんぎゃ)の俳人を

 より=〜から
 たる=〜た(完了)

03)泊めたときに、


04)俳人がいうことには、

 ※ここは主語をはっきりとさせておきましょう。
  「俳人」以外に「俳人を泊めた人」が出てきているのですが、そこに気づけたかどうか。
  その辺りについては後ほど書きます。

05)この国のいろいろな所を見ると

 ※ここから「」が始まっていることに気づけたでしょうか。

06)富んでいる家の庭には手をつくしものもあるけれど、

 たる=〜た(完了)/〜ている(存続)

07)垣はどれも粗略で、


08)一時的に作ったもののよう

 なり=〜だ(断定)

09)どのような理由です」と言う。

 いかなる=どのような
 ゆゑ=理由
 や=〜か(疑問)
 「と」があるので、ここで「」が終わっているということもしっかりと押さえておきましょう。

10)私が答えて言うには、

 ※あえてここでは「私」としています。誰が答えたのかということですね。「俳人を泊めた人」であるのは間違いないのですが、その人の名前が出てきません。そういう場合はどうすれば良いのでしょうか? わざわざ主語を書かない文というのが皆さんの周りにあるはずです。

  …そうです。日記です。
  日記だとか、ブログだとか、twitterなんてのは主語を書かないですよね。
  原則的には「私」が書いているものなんだから。そういうのはわかった上で筆者は書いているし、読者は読んでいるはずですね。ところが、入試問題となると突然誰が書いたのかわからなくなってしまう。そういうことにならないように、日記の場合は「作者」がいるということをしっかりと押さえておきましょう。


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2013.01.25 05:00 | [中学古文]高校入試問題演習 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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