平成21年度 大阪府前期試験 古文 読編 その2

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

今回は、11)〜22)までを読みましょう。

01)一年(ひととせ)<あるとし>夏の頃(ころ)、
02)江戸より来(きた)りたる行脚(あんぎゃ)の俳人を
03)停(とどめ)おきしに<泊めたときに>、
04)いふやう<いうことには>、
05)此(この)国の所々にいたり見るに
06)富家(ふか)の庭には手をつくしたるもあれど、
07)垣はいづれも粗略にて
08)かりそめに作りたるやうなり、
09)いかなるゆゑにやといふ。
10)答(こたへ)ていふ、
11)いぶかり給(たま)ふ<疑問に思われる>も
12)ことはりなり
13)かりそめに作りおくは
14)雪のゆゑなり
15)いかんとなれば<なぜかというと>、
16)いかほどつよく作るとも
17)一丈のうへこす雪に
18)おし崩(くづさ)るるゆゑ
19)かろくつくりおきて
20)雪のはじめには
21)此垣をとりのくるなり<取り除くのだ>と
22)語りし事ありき。

(注)
行脚 = 徒歩で諸国を旅すること。
此国 = ここでは越後(えちご)の国(現在の新潟県)のこと。
一丈 = 約三メートル。



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11)疑問に思われるのも


12)当然のことです

 ことはり(理)=道理
 なり=〜だ(断定)

13)一時的に作っておくのは


14)雪が原因です

 ゆゑ=理由、原因
 なり=〜だ(断定)

15)なぜかというと、


16)どれほど強くつくっても

 

17)約三メートルの上を越す雪に


18)崩されるので

 ゆゑ=〜ので

19)軽くつくっておいて


20)雪が降り始める時期になると


21)この垣根を取り除くのだ。」と

 ※「と」があるので注意しましょう。
  ここで会話文が終わります。

22)語っことがあっ

 し=〜た(過去)
 き=〜た(過去)


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2013.01.26 05:00 | [中学古文]高校入試問題演習 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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