平成19年度 大阪府後期試験 古文 解編 その2

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

 人毎(ごと)に<人は皆>好む事あり。(A)いかに物を好まぬ者も、ある<ある者>はいたづらなる<つまらないこと>を好み、あるは昼寝を好む者あり。ある僧は、朝の粥(かゆ)を忘れて(1)食はずして、日闌(た)くる<日が高く昇る>まで起きず。「(B)いかに粥をば召さぬぞ」と人いへば、「粥よりも、寝たるは遥(はる)かに味(あぢはひ)の吉(よ)きなり」と(2)いひけり
『沙石集』新編日本古典文学全集52沙石集より 小学館

1 次のア〜エのうち、本文中の  をつけた(A)(B)の「いかに」と意味が最も近いものはそれぞれどれか。一つずつ選び、記号を書きなさい。
 ア なぜ  イ たぶん  ウ やっと  エ どれほど

2 (1)食はず とあるが、このことばと同じ「食べない」という意味であり、尊敬の気持ちを含んでいることばを本文中から抜き出しなさい。

3 (2)いひけり を現代かなづかいになおして、すべてひらがなで書きなさい。

4 本文中では、人それぞれ好みについて述べられている。「ある僧」の場合は、何より何を好むという内容のことが述べられているか。現代のことばで書きなさい。


↓↓↓ 解説と答えを読む前に、クリックして応援お願いします!
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
今回は2を解きましょう。

2 (1)食はず とあるが、このことばと同じ「食べない」という意味であり、尊敬の気持ちを含んでいることばを本文中から抜き出しなさい。


これは、「なんとなく」で解くこともできるのですが、今回は知識面から攻めてみましょう。
注目すべきは、「食はず」の「ず」。
「ず」の意味はわかりますか?

…そうです。

〜ない(打ち消し)

ですね。それは問題にも書かれてあります。では、それと同じ意味のことばを探すことが大切です。
打ち消しの助動詞「ず」は次のように活用します。

ず=ず・ぬ・ね・ざら・ざり・ざる・ざれ


高校に入ったら活用表をしっかりと覚えて下さい。けれど、高校受験という観点からいくと、そこまでは必要ありません。

では、上記のことばを探していきましょう。
すると…

起きず
召さぬ


ということばが見つかるはずです。
…となると、どちらが答えかはわかりますよね。

答)召さぬ

「召し上がる」ということばに代表されるように、「召す」ということばが「食べる」という意味であるということを知っていれば解けた問題でもあります。ただし、「ず」の活用をしっかりと覚えておくと、他の問題を解くときにも利用できます。そこで今回は文法的なアプローチから解いてみました。


中学校の教科書に載っている古典をマンガでラクラク学びたければ⇒こちら

高校受験レベルの古典をマンガでラクラク学びたければ⇒こちら

高校入試の古文・漢文をくわしい解説付きで演習したければ⇒こちら
2013.02.02 05:00 | [中学古文]高校入試問題演習 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページスポンサー広告||[中学古文]高校入試問題演習平成19年度 大阪府後期試験 古文 解編 その2












管理者にだけ表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。