平成16年度 大阪府前期試験 古文 読編 その2

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

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引き続き、解説をしていきます。今回は09)から最後までいきましょう。

01)宣政(のりまさ)、下総(しもふさ)の庁南(ちょうなん)に
02)群(いくさ)を出すとき、
03)山涯(やまぎは)の海辺をとほるに、
04)山の上より弩(おほゆみ)を射かけられんや
05)又潮(しほ)満(み)ちたらんや
06)はかりがたし、
07)とてあやぶみける。
08)をりふし夜半(よは)の事なり。
09)持資(もちすけ)いざわれ見来たらんとて
10)馬を馳出(はせいだ)し、
11)やがて帰りて、
12)潮は干(ひ)たりといふ。
13)いかにしてしりたるや、と問ふに、
14) 遠くなり近くなるみの浜千鳥(はまちどり)
      鳴音(なくね)に潮のみちひをぞしる
15)とよめ歌あり。
16)千鳥の声遠く聞こえ、といひけり

(注)
 宣政 = 室町時代の武将。上杉宣政。
 下総の庁南 = 今の千葉県長南町。
 弩 = しかけゆみ。ばねじかけで矢や意志を発射する弓。
 持資 = 上杉宣政の家臣。
 浜千鳥 = 浜辺にいる千鳥。多くは渡り鳥で、水辺に群れをなしてすむ。


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09)持資(もちすけ)が、「さぁが見て来ましょと言って

 ■いざ=さぁ
 ■われ=私
 ■ん=〜よう(意志)
 ■とて=〜と言って/〜と思って/〜として
 ※ここで新たな登場人物ですね。「持資」です。どういう人かは注にありますので確認しておきましょう。ここの主語は「持資」ですね。

10)馬を馳せ出し、

 ※ここの主語も「持資」です。

11)すぐに帰って、

 ■やがて=すぐに
 ※ここの主語も「持資」です。

12)「潮は干い」と言う。

 ■たり=〜た(完了)
 ※ここの主語も「持資」です。
 

13)「どのようにして知っ」と尋ねると、

 ■いかに=どのように
 ■たる=〜た(完了)
 ■や=〜か(疑問)
 ※「尋ねる」の主語は誰でしょうか。「持資」が「潮は干いた」と言いながら「どのようにして知ったのか」と自分で聞くのはおかしいですね。…となると、もう一人の登場人物「宣政」が主語ですね。

14)「遠くなり近くなる身の浜千鳥 その鳴く声に潮の満ち引きを知る

 ■ぞ=係助詞(強意) 結びの語は「しる」

15)と詠ん歌がある。

 ■る=〜た(完了)

16)千鳥の声が遠く聞こえ。」と言っ

 ■つ=〜た(完了)
 ■ける=〜た(過去)


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2013.02.18 22:50 | [中学古文]高校入試問題演習 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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