徒然草ー序段ーを全訳してみる<解説編>

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

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では、『徒然草』のあまりにも有名な序段を全訳していきましょう。
たった一文に様々な文法のエッセンスや重要古語が含まれています。
中間テストや期末テストのためだけではなく、高校受験のため、大学受験のため…長期的に大切となってきます。全訳だけでなく、本文そのものも何度も音読して覚えておくとかなり威力を発揮します。

01)つれづれなるままに、
02)日暮らし硯に向かひて、
03)心にうつりゆくよしなしごとを、
04)そこはかとなく書きつくれば、
05)あやしうこそものぐるほしけれ。

(『徒然草』序段)

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01)つれづれなるままに、

■つれづれなり=することがなくて退屈だ
 ※「徒然草」のタイトルの元となったことばです。訳では「なすこともない」としていますが、まぁ、同じ意味です。この単語は1分間古文単語でのゴロの覚え方が秀逸でした。

訳)なすこともないままに

02)日暮らし硯に向かひて、

■日暮らし=読み ひくらし/意味 一日じゅう
■硯=読み すずり
■向かひて=読み むかいて

訳)一日じゅう硯に向かって、

03)心にうつりゆくよしなしごとを、

■よしなし=つまらない/たわいもない
 ※漢字では「由無し」と書きます。「理由」が「無い」⇒「つまらない」とイメージしておきましょう。

訳)心に浮かんでは消えてゆくたわいもないことを

04)そこはかとなく書きつくれば

■そこはかとなく=とりとめもなく
■書きつくれば=書きつけていると
※已然形+「ば」は大学入試でも重要となってきます。ただ、高校受験レベルまでは、以下のように覚えておいて下さい。これを知っているだけで解ける問題も数多くあります。

エ段+「ば」⇒〜すると/〜ので

訳)とりとめもなく書きつけていると

05)あやしうこそものぐるほしけれ

■あやし=不思議だ
 ※ここでは「あきれるほど」と訳しています
■こそ=強意の係助詞⇒結びの語は「ものぐるほしけれ」
 係り結びの法則ですね。わからない人はこちらで学習して下さい。
■ものぐるほし=読み ものぐるおし/意味 気分が高ぶる
 ※漢字で書くと「もの狂ほし」です。「もの」は接頭語と言いまして、あまり意味がありません。「ぶんなぐる」の「ぶん」と同じようなものだと思って下さい。つまり、「狂ほし」ということです。訳では「気分が高ぶる」と控えめに書いていますが、「気が変になる」「頭がおかしくなる」という訳でも良いです。

訳)あきれるほど気分が高ぶってくることであるよ

いかがでしたでしょうか。
冒頭はかなり大切な古文単語、古典文法が目白押しです。しっかりと復習しておきましょう。では、そのための復習テストをば。

1)「つれづれなり」の意味は?
2)「日暮らし」の読みと意味は?
3)「よしなし」の意味は?
4)「そこはかとなく」の意味は?
5)「書きつくれば」の意味は?
6)エ段+「ば」の意味は?
7)「あやし」の意味は?
8)「あやしうこそものぐるほしけれ」の「こそ」は何か? その結びの語は何か?
9)「ものぐるほし」の読みと意味は?

しっかりと復習をして次に臨みましょう。

まんがで徒然草をラクラク学びたければ⇒こちらへ(ただし、序段のマンガはありません)

徒然草の全体像を予備校講師の解説で学びたければ⇒こちら
2012.05.26 20:36 | [中学古典を全訳してみる]徒然草 | トラックバック(-) | コメント(1) |
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復習テストに少々不備があったので訂正をしました。
2012.05.27

2012.05.27 11:42 URL | 名も無き国語講師 #- [ 編集 ]













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