徒然草ー第五十二段ーを全訳してみる<解説編>その1

高校入試、中学校での日々の学習など、国語が苦手な人のために、「これだけは」という問題を紹介。受験対策や定期試験対策に活用して下さい。

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中学の教科書には載っているものの、不遇な扱いを受けることの多いのが徒然草です。
ただ、枕草子と同じく大切な文法・単語が目白押しなので頑張って覚えていきましょう。なんども音読して頭に詰め込んで下さい。では、まずは前回の復習テストをば。

1)「つれづれなり」の意味は?
2)「日暮らし」の読みと意味は?
3)「よしなし」の意味は?
4)「そこはかとなく」の意味は?
5)「書きつくれば」の意味は?
6)エ段+「ば」の意味は?
7)「あやし」の意味は?
8)「あやしうこそものぐるほしけれ」の「こそ」は何か? その結びの語は何か?
9)「ものぐるほし」の読みと意味は?

続きまして本文を読んでいきましょう。

01)仁和寺にある法師、
02)年寄るまで、石清水を拝まざりければ、
03)心うく覚えて、
04)あるとき思ひ立ちて、
05)ただ一人、かちより、詣でけり。

(吉田兼好『徒然草』より)

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1)することがなく退屈だ
2)読み ひくらし/意味 一日じゅう
3)つまらない
4)とりとめなく
5)書きつけると
6)〜すると/〜ので
7)不思議だ
8)強意の係助詞/ものぐるほしけれ
9)読み ものぐるおし/意味 気分が高ぶる

では、少しずつ読んでいきましょう。

01)仁和寺にある法師、

■仁和寺=読み にんなじ
 ※徒然草ではおなじみの寺です。くわしくはこちらで。いつか自転車でこのあたりを回ってみたいと思っているのですが、貧乏ヒマなしというやつでなかなか行く機会がありません…。
■仁和寺にある法師(が)と「が」が省略されています。

訳)仁和寺にいる僧

02)年寄るまで、石清水を拝まざりければ

■年寄る=年をとる(「年寄り」ということばがありますよね。その動詞です)
■石清水=石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)くわしくはこちらで。
■ざり=打ち消しの助動詞「ず」の連用形
 ※高校受験では文法はほぼ必要ないとボクは思います。ただ、この「ず」の活用については覚えておいた方がいいです。「ず・ぬ・ね・ざら・ざり・ざる・ざれ」が打ち消し「ず」の活用パターンの全てです。覚え方としては、

ず・ぬ・ね・ざらりるれ⇒打ち消し

といったところで結構です。こうしたことばが出てきたら、「レ」を書き込むなどしてチェックしておきましょう。
■けり=〜た(過去)
■ければ=〜たので
 ※「けれ」ー「ば」と「エ段+ば」の形となっています。

エ段+「ば」⇒〜すると/〜ので

訳)年をとるまで、石清水八幡宮を参拝しなかったので

03)心うく覚えて、

■心うし=残念だ/うっとうしい
 ※「うし」=「憂し」です。「憂鬱」の「憂」という漢字をあてます。そこからイメージをしてください。

訳)残念に思って

04)あるとき思ひ立ちて、

訳)あるとき思い立って

05)ただ一人、かちより、詣でけり

■かち=徒歩
 ※「徒歩」と書いて「かち」と読ませます。読みが聞かれることもあるのでしっかりと覚えておきましょう。
■より=〜で
 ※この「かちより」という部分の訳は本当に良く聞かれます。がんばって覚えましょう。
■けり=〜た(過去)
訳)ただ一人、徒歩、お参りし

「仁和寺にいる法師が、石清水八幡宮へ徒歩でお参りした」というだけの文です。…が、それだけで終わるのもつまらないのでちょっと調べてみました。

仁和寺(京都府京都市右京区御室大内33)から、石清水八幡宮(京都府八幡市八幡高坊30)の経路ををgoogle mapで。すると、約19km、4時間の行程とのことでした。道路が整備されていない時代のことでしょうから、もっと時間がかかったかもしれません。同じ京都でも往復を考えると一日仕事ですね。ためしに、こちらで実際に調べてみて下さい。

予告した通り、重要文法、古語がめじろ押しです。あせらず、ひとつひとつ覚えていきましょう。では、復習テストです。

1)「仁和寺」の読みは?
2)「年寄る」の意味は?
3)「石清水」の読みと意味は?
4)「ざり」の意味は?
5)「けり」の意味は?
6)エ段+「ば」の意味は?
7)「心うし」の意味は?
8)「かち」の意味は?
9)「かちより」の意味は?



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徒然草の全体像を予備校講師の解説で学びたければ⇒こちら
2012.05.27 12:25 | [中学古典を全訳してみる]徒然草 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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